初出場の大槻将棋との対戦です。 福将棋との対戦はでそれなりに働いた類似局面から手を引っ張るルーチンですが、あれはやはり偶然だったらしく、 13手目に５六歩、４六歩といった自然な候補手を差し置いて６五角と意味不明の手を指してしまいます。 そして21手目の１七桂で形勢は決定的に悪くなってしまいました。 苦しいながらも39手目に作者の読んだ勝負手８六香を鈴木将棋も指してくれましたが、差を縮めることはできませんでした。 あとは丁寧に対応されて70手であっさり投了。 コンピュータらしく頭に金が乗るまで指させたほうが良かったかもしれません。 相手の詰将棋ルーチンの実力が判れば相手のプログラマにとってもメリットがありますし、 何と言っても万が一の逆転勝ちを収めることができるたかもしれません（笑）。
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